新陳代謝

昨日は所属する研究所のOBOG会が催された。

ところが、通常イメージされるOBOG会とは趣を
異にすることに留意して欲しい。

現役バリバリの社会人の集う会合ではなく、
参加者の大半は現役を退いたお爺ちゃん方。

僕自身は、昨年の会に参加したことがあったので
そのことは分かっていたのだが、初めて参加した人は
会場に入るなり表情が凍り付いていた。
強張った顔がはっきりと物語っていた。

「え?聞いてないんだけど。こんな感じの会なの?」

はい、そうなんです。
基本的に、お爺ちゃんたちと如何に絡むかに気をつけつつ
行動する場なんです。

立食パーティーは戦争だ。

この一文を読んで、
「あぁ、早く食べないとおいしい料理なくなっちゃうもんね」
なんて思ったpure boy&girlはも少し世慣れしたほうがいいね。

その本意は、要するに立食パーティーでは積極的に話しかけろ!
ということ。ボヤボヤしてるとあっという間に時間が過ぎる。
しかし、話しているだけでいいのかというと、そうでもない。
自分との共通項の全くない人の話を聞いていても、時間の無駄だしね。

限られた時間の中で、出来るだけ多くの人と話し、
出来るだけ多くのことを引き出す。

戦術以前に上のような心意気が求められる。

相手がお爺ちゃんだろうと、おじさんだろうと、おばさんだろうと
この点は変わらない。

というわけで、現役バリバリの社会人のお話を聞くことは諦めて
立食パーティーの練習に専心することにした。

なんとか相手に心地よく話してもらうために、背後に山盛りになった
料理には目もくれない。
「欲しがりません、勝つまでは」
必死に心の中で念じる。
「撃ちてし、やまぬ」
ご老人のマシンガン・トークにも
ただただ、耐え忍ぶ。
うん、意外に面白くなってきた。
「へぇ〜、そうなんですね〜(…)いやいや、まだまだお若くみえますよ」



なんか、楽しい。
お年寄りって、pureだ。
なんだか、ボランティア気分(2000円払ってるけど)


そんなわけで、個人的には楽しみを見出すことのできた会合だったが、
それにしても。やっぱり、やっぱり、ここで敢えて指摘しておきたい。
我慢できない。

綱町三田会は、少しは新陳代謝するべきでしょう…
勇退されたOBの方々の同窓会じゃないんですから…苦笑

現役社会人のOBが参加できない事情には、「忙しい」ということも
もちろんあるでしょうが、それ以上にOBOG会の中に蔓延っている「老害」が
透けて見えました。OBOG会なんて言っても「OG」一人も来てないしね…

事実、「多忙」とは言っても卒1、卒2のOBの方々は二次会から参加して
下さいましたし。

そんなことを思った「秋○の夕べ」←隠す意味ないね。
ともあれ、主催者のOBOG会には感謝。

新陳代謝の激しい僕だからこそ、一刻も早いOBOG会の改編を希求致します(笑)

P.S ちゃんとお風呂入ってますから!>スーツがおそろの猪澤さん